こんにちは和一です。
コカトリスと言えば、ドラゴンの翼、鳥の頭と足、蛇の尾を持ち、邪眼で敵を石化させる厄介なクリーチャーです。
基本的には人里から離れた荒野などに住んでいるのですが、町などを襲撃することもあります。
もし、あなたの町がコカトリスに襲撃されたら一体どうすればよいのでしょうか?事前の準備や訓練が必要です。
と、いうわけで今回はクリーチャー『コカトリス』との戦い方の特集。
まず、始めに対コカトリス用の装備品を用意しなければいけません。ここでのポイントは、コカトリス最大の武器である邪眼への対策でしょう。
道具1、武器
まずは攻撃が可能な武器が必要です。仕留めないで捕獲するつもりの場合でも、やはり弱らせるためにも武器は絶対必要です。
ならどんな武器がいいか?まず、第一にコカトリスはドラゴンの一種とされることもあります。そのため、
ドラゴンスレイヤー系の剣などは非常に有効でしょう。
ただ、そういった武器は非常に珍しく、一般の地方公共団体では用意できないことが多いです。
しかしコカトリスは正式なドラゴンではないので、猟銃などでも十分にダメージを与える事ができるはずです。安心して備えてください。
道具2、防具
さて、ここで問題の邪眼対策です。対邪眼道具をいくつか紹介します。
1、反射物
鏡のように、ある程度光を反射させる物です。持ち運びしやすい物が一番です。例えばステンレスの鍋の蓋や、黒い画面のスマホでもいいかも知れません。
コカトリスは自分の邪眼で石化することは無いので、それ自体でコカトリスを退治することは出来ません。しかし、反射してある程度ぼやけた邪眼ならその力も弱まっています。
つまり、コカトリスはなるべく直接見ないで、何かに反射させた姿を見ながら戦うべきなのです。
※邪眼の力によっては反射した邪眼の像でも石化してしまう場合もあります。要注意。
2、サングラス
これも反射物と同様 、邪眼の威力を弱めるためにかけておきます。組み合わせることによって、より効果が期待されます。
3、邪眼よけの御守り
こちらは、邪眼の魔力そのものから身を守る物です。有名な物でいうと、邪眼でもって邪眼を制す目の形の御守り『ナザールボンジュウ』があります。
また、手の中に目が描かれているデザインの『ハムサ 』というのもあります。しかし、いずれも本来は人間の弱い邪視から身を守る道具であるため、いざコカトリスに睨まれたら一瞬で壊れてしまうかも知れません。
そのため一つだけでなくいくつか持っておき、一つ壊れても余裕のある状況を作りましょう。
しかし、やはり最も安全なのは、強力な邪眼を想定して造られた護符です。過去には『神官トヨグの巻物』などがありましたが、手に入れるのは難しいでしょう。本来なら
名のある宗教家や魔術師に造ってもらうのが一番です。
道具3、罠
コカトリスの知性はあくまで一般的な動物と変わりません。しっかりとした罠を用意しましょう。
大きな鏡でコカトリスの姿を映すと、まるで水槽の中の魚のように、それを本物のコカトリスと思い込みます。
そして、鏡の中の自分に向かってずっと攻撃を繰り返すようになるため、とても大きな隙が生まれます。
さて、装備を整えたら訓練です。訓練には地域全体でやる訓練と、個人一人ひとりがやるべき訓練があります。
まず、地域訓練。ここでは誰がどこに連絡をするのかや、住民をどこに誘導するのかなど、細かい決め事をしっかり確認することが重要です。
もちろん、コカトリスとの戦闘訓練も必要です。猟友会や警察、青年団など、あらかじめ役割を決め、
本番の際に何も考えなくてもいいような状態にしておきましょう。
次に個人の訓練。まず、第一に地域の集合場所を確認しましょう。また、猟友会や警察の一員の方は、自分の役割を確認してください。
そして、もしもの時のためのトレーニングも必要です。
某プロボクサーも対コカトリスを想定してやっていた(と思われる)トレーニングがあります。その名も『鶏捕まえトレーニング』です。
ようは、鶏小屋に入ってたくさんの鶏をつかまえるというトレーニングです。
コカトリスは一見鶏です。なので、何体もの鶏を捕まえるトレーニングはかなり理にかなっているはず。普通の鶏も恐竜の子孫というだけあり、キレるととても恐いです。でもだからこそトレーニングになるというものです。
本来なら何事もないのがいちばんですが、いよいよ実際にコカトリスが襲撃してきたときのアドバイスを。
まず、コカトリスの姿が見えたら一般の方は
家に籠るのが一番。そして、あらかじめ用意しておいた道具を身に付けましょう。
では戦闘の際の注意点。コカトリスは体全体が強力な毒です。そのため
なるべく肌を隠し、ヒットアンドアウェイを心がけましょう。
次に捕獲に関して。捕獲する際は
必ずコカトリスの目を隠しましょう。理由は説明するまでも無いですね。
最後に、安全を確認したら地域の集合場所に集まり、住民の安否を確認しましょう。基本的にはコカトリスはその邪眼ゆえに群れをなさない筈ですから、一体を何とかすれば危機は去ったと考えて良いのです。
さて、今回はコカトリス対策についてでした。しかし、この記事を読んだだけでは何も変わりません。重要なのは、地域の団体で対策を話し合い、護符や大型鏡などの準備をし、危機に備えることなのです。