どうも、和一です。
今回から、新しいタイプの記事を書いてみることにしました!
その名も
クリーチャー新解釈
です。
今まで生態が語られる事の無かった、アートやオモチャなどで姿だけが見られるクリーチャー達。
このカテゴリではそういったクリーチャー達の生態を解明していきます。
それでは早速。
新解No.1 ゴミ化人間
作品製作者=
markjenkins
人間の下半身に、ゴミの塊、あるいはゴミ袋の上半身。町でそんな者を見かけたら、ソイツこそゾンビ系クリーチャー、ゴミ化人間である。
彼等は獲物となる人間を見つけると、重そうな体を揺らしながら走って向かってくる。運悪く捕まると、連れ去られて最後には自分もゴミ人間の仲間にされてしまう。
しかし恐れる事は無い。というのも、彼等は体のバランスがおかしすぎるため(頭でっかちすぎるのだ)速く走れず、終いには転んでしまうのだ。
それならどうやって仲間を増やすのかって?
そこがこのクリーチャーの恐るべきポイントであり、新しい点であり、ゾンビ系クリーチャーとされる所以なのである。
さて、我われ現代人は無意識にもとてつもない情報社会に暮らしている。
一説によると、我われが一日に得る情報の量は江戸時代の一般人の一年分とも言われている。
何かを調べようとすれば、ネットで一瞬、さらにその周囲にはまだ見ぬ新しい情報も山ほど。何も調べようとせずとも、テレビから、ラジオから、様々な情報が流れてくる。
しかし、
大抵の人はそこまで大量の情報を使いこなせない!むしろ、情報の海に溺れ、必要な情報が迷子になったり、思考が鈍ったりしてしまうのだ。これは、頭に余分なゴミが付きすぎて動きづらいゴミ化人間と似ている。
普通の人ならここまでの問題で済む。しかし、情報集めが大好き、新情報を確認しないと不安で仕方ない、などといった「情報依存性」の人はさらに注意が必要だ。
ネットで簡単に情報が手に入り、また別の情報へのリンクがあり、そのページに行くとさらに別の情報へのリンクが……
このような状況は誰でも経験したことがあるだろう。沢山の時間を浪費してしまう。しかし情報依存性の人は、それだけに留まらない。
二時間、三時間、どんどん時間が経過して、いつの間にやら「謎時間の世界」と呼ばれる真っ黒の空間、もしくは人工的な空間に迷い込んでしまうのだ。
それに気付いてももう遅い。今まで頭に溜め込んでいた無用な情報が「ゴミ」として実体化し、体全身を覆ってしまう。そして、気付いたときには町中で突っ立っているのだ。
こうしてクリーチャー、ゴミ化人間はどんどん個体を増やすのである。
ゴミ化人間への変身は、今の時代、実は誰にでも起こりうる危険である。
対策としては、
一度頭を空っぽにするマインドフルネス=瞑想を取り入れる。
丸一日ネット、テレビから完全に離れた生活をする。
などが有効とされている。
あなたも是非気を付けてほしい。