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日本の実在する危険クリーチャー5選

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日本の実在する危険クリーチャー5選

どうも、和一です。
世の中はゴールデンウィーク!ということで、いつもよりも自然とふれ合うことも多くなるのでは?

と、いうわけで、今回は日本国内で見られる危険生物クリーチャーを5つ紹介します。お出かけの際にはぜひともお気をつけ下さい。

1、ヒグマ

・体長 2.5m=前足を上げ襲ってきたとき、大人でも見上げるほどの大きさ。


やはり、人を襲う生物と聞いて日本人が真っ先に思い浮かべるのはヒグマだろう。ニュースでもたまにやってたりする。その体長は熊の中でも最大級である。

ヒグマは基本的には雑食だがなかなかグルメなようで、一度人を食べた個体は進んで人を襲うようになるという。このような人の味を覚えた動物が人を襲う話は他にも例があるので、また記事にしたい。

その巨体と力で教われれば、熊殺しの格闘家でも無い限り、まず命はないと思っていい。

さらに、ヒグマは賢い。自分が手に入れたものには強い執着心を持つ。間違ってもヒグマに奪われた鞄などをこっそり取り替えそうとしないように。

また、その覇気をまとった姿のため、一部では熊は山の主、神の化身ともされているようだ。


対処法

まずは出会わない事が第一。彼等のいる山を冒険する際は熊避けの鈴などを使うべきだ。

しかし、出会ってしまったら?まずは落ち着こう。慌てて走って逃げたら追ってくる可能性が高い。特に、背を見せて逃げては駄目だ。死んだフリも絶対に駄目。ヒグマは死体も食べる。

そして、ヒグマを目でとらえたまま、ゆっくりと後退していくのだ。そうしてそのまま逃げ切るのが一番の良手。

また、刺激しすぎないように優しくヒグマに語りかけたことによってヒグマを退けたという話もある。そもそもヒグマは非好戦的なので、話し声から逃げていったのだと思われる。

……最悪の場合、ヒグマと戦うことになるかもしれない。その場合、倒すのは無理だろうから、戦意を喪失させるべきだそうだ。ちなみに鼻が弱点という。

2、ダツ

・体長 1m


「ダツ」あまり聞きなれない名前ではあるが、一部ではサメより恐れられている魚である。細長い体の先には鋭く伸びた顎があり、まるで泳ぐ槍である。

この説明から、何が危険なのか悟られたかもしれない。そう、この魚は「刺さってくる」のだ。

ダツは餌となる魚を見つけると、凄いスピードで突進する。この突進に人がぶつかれば、その鋭利な顎が突き刺さってしまうのだ。

ダツは小魚の鱗が反射する光を見て突進する。そのため、光っているものには何だって突進してくるのだ。あなたがもし水中にいなくても安心は出来ない。上に向かって突撃してきたダツが、水上に飛び出して来た例もあるからである。


対処法

まずは、ダツのいる海中で用もなくライトをつけないことだ。突撃されないことが第一である。

もし突進してきたら?きっと咄嗟のことで何も出来ないと思うが、何とか急所はそらそう。


3、梅

梅とはあの梅である。別に梅の木が襲ってくるという訳ではない。生の青梅には毒性があるという話だ。毒性はそこまででは無いものの、イメージから食べてしまいそうなので5選に含めた。

まず第一に生の青梅を食べたといっても直ちに大変なことになったりはしない。300個ほど食べないことには人体に影響は無いものだ。

しかし、実って間もないまだ幼い青梅となると話は別。きちんと熟した実よりもずっと毒性は高くなる。さらにそういった実の中の種はまだ柔らかく、食べてしまいやすい。そして、種の中には果肉の十倍ともいわれる量の毒が含まれている。

つまり、幼い青梅の場合は危険度がはねあがるのだ。


対処法

梅干しにしたりシロップにしたりすれば毒性は無くなる。大人がそこら辺になってる梅の実をつまんで食べることはまぁないのだから普段の生活で気を付ける事もない。

しかし、幼い子供がいる人は注意。子供は知らなければ美味しそうだと思って食べてしまうかもしれない。特に、子供だけで登下校するようになった小学生はそういったことをしがちである。なんなら僕も謎の実を食べたりしていた。

子供たちにできることといったら、それはもう教育しか無い。自然世界と疎遠になりがちな現代人。しかし自然は何処にでもあるのだ。何が危険で何が安全なのか、正しい知識をもって次の世代に伝えることは我々の使命である。


4、アフリカマイマイ

・殻径8cm殻高20cm=手のひらに乗せるといっぱいになるサイズ。

世界最大級のカタツムリ。雑食で何でも食べてしまう。日本には食用として持ち込まれた。

繁殖力も凄まじく、アメリカや沖縄では大量発生もしていた。沖縄では道路一面つぶれたアフリカマイマイに覆われるといった事もしばしばだったという。そのため、生態系への影響も計り知れない。

しかし、なんといってもアフリカマイマイ最大の危険性は、彼等が運ぶ寄生虫「広東住血線虫」によるものだ。

この寄生虫が人体に入ると、最悪の場合死んでしまう。沖縄でも死亡例がある。なので、もちろん素手で触れてはいけない。それどころかアフリカマイマイそのものに触れなくても、彼等が這った後に残される粘液に触れるのも危険なのである。


対処法

とにかく、素手で触らない!粘液も素手で掃除しない!特に、手を怪我しているときは要注意である。

ちなみに、現在は日本はもちろん多くの国々で、アフリカマイマイの持ち込みは禁止されている。間違っても日本に連れてこないで欲しい。


5、アライグマ

体高25cm=小さめの犬ほどのサイズ

日本にアライグマなんていたっけと思われるかもしれない。もちろん元々はいなかったが外来種としてやってきて、今や野生化している。ちなみに僕も野良アライグマを見たことがある。

アライグマの危険性は3つある。まずは単純に凶暴。野良猫、野良狸はそこまで人を攻撃したりしないが、彼等は大きさ同じくらいなのにも関わらず凶暴さはまさに「獣」である。

そうはいってもちっちゃいアライグマは怖くない?そこで二つ目の危険。彼等は寄生虫「アライグマ回虫」の伝達者なのだ。

この寄生虫が人体に入ると、やはり最悪の場合死んでしまう。日本国内の野良アライグマからアライグマ回虫は今のところ発見されていないが、油断は出来ない。

そして最後の危険。アライグマは悪名高い狂犬病ウイルスも運ぶのだ。もちろん現在、日本では狂犬病ウイルスは完全に排除されたとされている。しかし、狂犬病は発症してしまえば殆んど命が無い病。海外旅行などでは気を付けて欲しい。


対処法


とにかく、動物を触ったら手を洗う!食事の前にも手を洗う。これが大切だ。どんな可愛い動物であろうが、体内には何がいるのか分からない。

昔の時代はそんなの気にしてなかったと言う人もいるが、昔の時代は今よりずっと人がバタバタ死んでいた。その理由がよく分からなかったから気にしてなかっただけなのだ。


終わりに


日本国内にも危険なクリーチャーはいるもんですね。人がますます自然界と離れていく現在、自然と思いきりふれ合う事が素晴らしいと思われがちです。

しかし、それは大大大間違いです。シマウマが興味本意でライオンのしっぽをかじりますか?鳥が見るからに毒々しい毒虫を食べようとしますか?

自然を怖がりながら、警戒しながら行動するのが我々生物の自然なあり方なのでは無いでしょうか?
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